甘柿の王様「富有柿」の栽培(2022)

果樹園では、30年前に父親が植えた「富有柿」が晩秋の味覚を楽しませてくれています。「富有柿」は甘柿の王様と言われ、大きな種があるものの甘くて本当に美味しい。早採りの「富有柿」は固めでパリッとしたさわやかさがあり、熟すと柔らかく甘みが増して高齢者の方にもよろこばれます。熟し具合により味が変化し楽しむことができる「富有柿」は最高です。

しかし、柿は必ずと言っていいほどカキノヘタムシの食害に合うことや隔年結実になりやすく毎年安定した収穫を得ようとすると剪定や摘果など結構難しいと感じます。2022年は、なり年で1000個近く収穫できましたが、生らせすぎでもっとしっかりと摘果をする必要があったと反省しています。

2022.11.8 今年、最後の収穫です。1本の木から1000個近く収穫できました。しかし、大きさは青果店で販売されているような立派なものではなく傷もあり不揃いで大小様々です。

2022.11.8 収穫後

2022.11.8 収穫前

2022.10.21 重さでかなりしなっています。

2022.10.18

2022.9.29

2022.7.30 モスピラン顆粒水和剤2000倍とフェニックス顆粒水和剤4000倍を混用し散布。

2022.7.23 たくさんの実をつけています。

2022.7.17 7月中旬に生理落下をします。その頃にカキノヘタムシ、ケムシ、炭疽病防除のためモスピラン顆粒水和剤2000倍とベルクート水和剤1000倍を混用し散布しました。

2022.6.1 カキノヘタムシ、イラガ防余のために、オルトラン水和剤1500倍、フェニックス顆粒水和剤4000倍を散布。毎年、カキノヘタムシに食害されますが、なかなかうまく防除できないのが現状です。一回目の防除は、満開後10日頃とされていますが少し早めに実施しました。

2022.5.26 花が咲きました。

2022.5.26

2022.4.30 緑がまぶしい!

2022.4.30

2022.3.11 また今年も実りに向けた営みが始まります。

2022.3.11